「言わなくてもわかるだろ」は卒業。言葉にすることで、家族がもっと優しくなった――――

マインドセット

「これくらい言わなくてもわかるだろう」
以前の僕はそんなふうに思っていました。
でも、それって相手に“察する力”を求めてるだけだったことに気づきました。
相手に求める前に、まず自分から与えてみては?と自分へ問いかけ、

そこから「言葉にすること」を意識すると、家族の空気が変わり始めました。

「言わなくてもわかるだろ」の落とし穴

例えば“ありがとう”
「当然でしょ」「いつもやってることだし」
そんな気持ちから、言わないままにしていた感謝の言葉。

でも、言葉にしないと、伝わらない。
そして伝わらないことは、無いのと同じ──。
それに気づいたのは妻の一言がきっかけでした。

妻の「私がしてることって、当たり前?」にドキッとした

食事の準備・片づけ、洗濯、子どもたちのこと…。
家族のために毎日動いてくれているのに「ありがとう」って口にしてなかった

するとある日、妻が「私がしてることって、当たり前?」
「誰にも何も言われず毎日毎日同じことの繰り返し、なんか虚しい、、」

自分では「感謝してるつもり」だったけど、伝えてなければ伝わらない。
ということに気づかされました!

そこから、少しづつ口に出すことを心掛けるようになりました。
始めは恥ずかしいような、くすぐったい感覚がありましたがすぐ慣れました。

「ありがとう」は伝染する

小さなことにも「ありがとう」を言うよう意識するようになり数日、
不思議と他のことについても自然と口に出すようになり、妻とのコミュニケーションがスムーズに。
妻の表情が明るく、楽しそうに家族のことをしてくれるようになりました。

“「身体は食べたもので作られる、心は聞いた言葉で作られる」”を実感しました。

驚いたのが、今度は子どもたちが自然に「ありがとう」を言うように

また、“自分の発する言葉を聞いている人の中には自分も含まれている”というのを聞いたことがありましたが、自分自身も明らかに心が晴れやかになっている感覚がありました。

「ありがとう」って、空気をやわらかくする魔法みたいな言葉。
「ありがとう」を見つけてひとつでも多く言うようにしてから家の中がぐっとあたたかくなりました。

否定じゃなく、肯定を口に出す

人って、つい否定から入ってしまいがち。
皆さんも周りを見渡してみるとそういった人が多い印象を持つはず。
(そうでない環境にいるのであれば、自分でよい環境を選んでいるんですね!)

「それ違うよ」「なんでそうなるの?」「ああすべきではない」ってつい言いたくなる。
でも、否定され続けると誰だって心が閉じていきます。

だって、「私はあなたの言っていることを受け入れません。代わりに私の言っていることを受け入れなさい」と言っているようなもの。それはちょっと、、、

だからこそ、「すごいね」「助かったよ」「うれしいな」「ありがとう」「それはいい考えだね」
そんな肯定的な言葉を意識して伝えるようになりました。
 僕が言われたい。
 他の人たちも言われたいはず!
 少なくとも言われて嫌な気持ちにはならないはず!

すると、家族の反応もどんどんポジティブに変わっていったんです。

最後に:「言わなきゃ伝わらない」シンプルな真実

心の中でどれだけ思っていても、言葉にしないと相手には届かない
逆に、たったひと言で救われることだってある。

“肯定的なことを言葉にすること”を、ちょっとだけ意識してみてください。
きっと、あなた自身の気分・周りの空気が少しずつ変わっていきますよ。

「自分の言葉を一番聞いているのは、自分」
否定的な言葉より肯定的な言葉の方がいいよね。

まずは、妻に日ごろの感謝をストレートに伝えてみては。

最後までご覧いただきありがとうございました!

本記事が読者様のよりよい人生の一助になれれば幸いです。

この記事を書いた人:AaKii
家族ファーストを実践し、夫婦関係・親子関係の改善に取り組む。
実体験をもとに、より良い家庭作りのヒントを発信。
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