「怒らない父」を目指して──感情ではなく、「冷静に伝える」を意識して変わったこと

子育て

以前の僕は、子どもたちや妻に対してすぐに感情的になってしまうことが多々ありました。

それではいけないと気付き、行動を変え、
今は、「怒る」ではなく「伝える」「叱る」ことを意識できるようになってきたように思います。

感情ではなく、冷静に向き合うことで、家族との関係が変わりました。

「怒る=伝わる」と思っていた過去

何度言っても子どもが言うことを聞かない!

例えば、疲れて帰った日に、家が散らかっていた。
そんな時、つい声を荒げてしまった経験はきっと多くの人にあると思います。
僕もそうでした。

でも、怒った後に残るのは、
自分のモヤモヤと、
家族の沈んだ空気だけでした。

ある日、子どもの表情にハッとした

ある日、子どもを強く叱ったあと、ふと顔を見ると…
泣いているわけでも、反省しているわけでもなく、怯えていたんです。
「怒られたこと」じゃなく、「パパが怖かった」だけが残ってしまった──そう気づいた瞬間でした。

幼い子供たちの経験は頭ではなく、心の中に刻まれてしまいます。
本当に申し訳ないことをしてしまったと感じました、、、

やってしまったことはもう取り返しがつかない。
僕は、これからの行動を変えることを心に誓いました!!

感情ではなく、状況と行動に向き合う

それ以来意識しているのは、
「感情を出すのではなく、行動に対して冷静に伝えること」
感情的になりそうなときは、一度立ち止まる、
そして深呼吸をする。

その場で言わず、少し時間をおいてから伝える。

たったこれだけのことを意識するだけでも、状況は好転すると僕は思います。

叱ることをやめたわけじゃない

もちろん、子どもにとって必要だと感じたときは叱ることもあります。

ただその叱り方は、これまでの”怒る”とは全く違う
「どうしてその行動が良くないのか」
「こうした行動の方がより良い」
といった段階を踏んで説明するようにしています。

それと同時に、できるだけ子どもの目線に立って話すことを心がけるようになりました。
感情的でない分、伝えることにも時間がかかる。でも、その想いが伝わった時は嬉しいものです。

家族の空気が穏やかになった

以前の僕は「父親なんだから威厳を持たなきゃ!」「子供たちを指導して真っ当な人間に育てる!!」などと思っていました。

でも今は、それよりももっと大事なことがあると思っています。

「怖がられる父」よりも「信頼される父」
でいたい。

妻も「最近、家の中が穏やかになったね」と言ってくれるようになりました。
感情的に怒らないだけで、家庭の空気がこんなに変わるなんて。

最後に

「怒らないなんて無理だよ、だって教育に必要なことでしょ!」
と思っていた僕でも、少しずつ変わることができました。
完璧じゃなくてもいい。この先もずっと未完成だと思う。

でも「今より少しだけ優しくなろう」という意識が、家族にとっての大きな変化になる。

反応する:自分の感情の赴くまま、目の前の事象に対して行動を起こす
選択する:目の前の事象を一旦受け止めて、感情ではなく適切だと思う行動を起こす

どこかで耳にした、このような言葉の解釈が今でも心に残っています。

今日も、深呼吸から始めましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました!

本記事が読者様のよりよい人生の一助になれれば幸いです。

この記事を書いた人:AaKii
家族ファーストを実践し、夫婦関係・親子関係の改善に取り組む。
実体験をもとに、より良い家庭作りのヒントを発信。
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