「しててやってる」が消えた日──言葉にトゲがなくなった理由

マインドセット

最近ふと、自分の言葉が柔らかくなったな…と感じる瞬間があります。

みなさんもこんな感覚に陥ったことはありませんか?

趣味や自分のやりたいこと以外(例えば仕事や家事)のことを、
「やらされている」
「頼まれたことを、やってあげている」
という感覚。

ある時、それってズレてる?
そう感じ、意識を変えていくと
優しい変化が生まれていきました。

“自分で選んで、行っている”
この意識に変わるだけで、生活の満足度、周りの反応がこんなにも変わるとは!

「応えてやってる」からの脱却

正直なところ、以前はこんな気持ちを抱えていました。
「仕事では上司に言われたことをやる」
「家に帰ると、仕事も忙しかったのに、家でも父親としてちゃんとしないといけない」
「こっちも疲れてるのに、あれやってこれやってと言われる、、、なんで自分ばっかり…」
そんな気持ちが、どこかにあったんだと思います。

それが、言葉にも表情にも表れていたんだと思います。

棘のある言い方、少し冷たい反応、イラついた態度。
今思えば、家族には申し訳ないことをしていました。

「自分で選んだこと!」という意識に変わってから

ある時ふと思い、考えてみた結果、気づいたんです。
「そもそも今の生活ってどうやってできているんだっけ?」
、、、「すべて自分で選んだ結果じゃん!」
家族を持ったのも、今の仕事をしているのも、全部、自分が選んできたこと。

そこから意識が変わりました。
そう意識が切り替わると、不思議と心に余裕が生まれてきました。
「してやってる」ではなく、「自分がしたくてしている」
そのマインドに変わった瞬間から、言葉も自然と優しくなっていったんです。

そんな中こんな言葉とも出会い、更に意識を自分に向けていくようになりました。

・人生他人論:人生を他人任せにして、他人のペースで動いている
・人生自分論:人生を自分の意志で決め、自分のペースで動いている

私の個人的な感覚としては、他人論の人はネガティブな言葉が多く、
自分論の人は“ポジティブな言葉”が多いように感じます。

家庭の言葉が変わると、職場も変わる

家庭での言葉が変わると、職場での言葉づかいやふるまいにも影響が出てきます。
以前よりも、柔らかく、穏やかに話せるようになり、
結果的に職場の人間関係もスムーズになりました。

さらに、現在の仕事を「自分で選んだ」という意識が芽生えているため、仕事に打ち込む意欲も以前とは比べ物にならないくらい上がりました。
調べろと言われたから調べるのではなく、
仕事を遂行するためには何が必要か?を考え、自分で必要だと思ったものを調べる、
上司へ報告し、足りなければそのアドバイスを受け入れて調べ直す。
そうしていくと、自然と仕事ができるようになり、結果的に仕事が楽しくなる。
そんな状況を見ている上司からの評価は、、、上がるに決まってる!!

自分の“内側”が整っているからこそ、周囲との関係もよくなる
その大きなきっかけは、「家族との関わり方」だったのだと今は感じています。

心の余白が、やさしい言葉を生む

毎日の積み重ねで、少しずつ変わっていく心。
自分で選択してことを認識し、感謝しながら家族と向き合うことで、
自然とトゲのない、あたたかい言葉が増えてきました。

今日も「ありがとう」「おかえり」「手伝うよ」
そんな何気ない言葉が、家族の関係を育んでくれます。
また、自分自身へ余裕をもたらし、余白が生まれ、
自然と仕事へも良い影響が生まれます。

みなさんも、自分が選んだことにフォーカスし、周りに優しく接してみませんか?

最後までご覧いただきありがとうございました!

本記事が読者様のよりよい人生の一助になれれば幸いです。

この記事を書いた人:AaKii
家族ファーストを実践し、夫婦関係・親子関係の改善に取り組む。
実体験をもとに、より良い家庭作りのヒントを発信。
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