「Happy wife, Happy life」
この言葉に出会ったのは、まだ学生だった頃。
短期留学時に友人から聞いた、ホストファザーの何気ない一言でした。
当時は「素敵な話だな」で終わっていたこの言葉が、10年以上経って、僕の人生を動かす原動力になるとは思ってもいませんでした──。
学生時代に出会った忘れられない言葉

〜〜友人談〜〜
学生時代、短期留学で滞在した際の友人のホストファミリーの家での出来事。
ホストファザーが毎日キッチンに立ち、積極的に家事をこなしている姿を見た友人が問いかけてみたとのこと、
「どうしてそんなに家事をするの?」と尋ねたとき、返ってきた答えが、、、
私が家事を頑張ることで妻がハッピーになる。
妻がハッピーだと、美味しい料理を作ってくれたり、優しくしてくれたりする。
そうなると自分も家庭もハッピーだろ?
── Happy wife, Happy life !!

当時は“いい話”で終わっていた
当時は「素敵な家族だな」という感想で終わり、どこか他人事のように捉えていました。
学生であったこともあり、日本に帰国してからも、生活は自分中心で、家族との関わり方を深く考えることはありませんでした。
失敗を重ねた結婚生活
大学を卒業後社会人となり、2,3年後には結婚。
当時は日々変化する自分の状況への戸惑いや仕事の忙しさからのストレスをそのまま家庭に持ち込んでしまう日々が続きました。
イライラをぶつけたり、感情的に話したりすることもあり、妻との関係がギスギスしていきました。
心のどこかで「なぜ妻は分かってくれないんだろう」と思っていたのです。
ふと蘇ったホストファザーの言葉
そんなある日、ふとあのホストファザーの言葉が蘇ってきました。
「まず、自分から与えてみよう」と思い、小さなことから実践を始めました。
洗い物をする、ねぎらいの言葉をかける、子どもをお風呂に入れる──そんな日々の積み重ねです。
家庭が、そして自分が変わった
少しずつ、妻の笑顔が増えてきました。
子どもたちも穏やかになり、家庭の空気が柔らかくなっていくのを感じました。
何より、自分自身が穏やかでいられる時間が増えたのです。
「夫婦って、チームなんだな」と思えるようになりました。
これからも“Happy”を育てていきたい
この気づきや経験が、同じように悩む誰かのヒントになればと思っています。
僕自身もまだまだ発展途上。でも、変わろうとする意識があれば、きっと家庭は変わります。
そんな想いを、このブログに込めて、これからも発信していきます。

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