こんにちは、パパ修行中のAaKii(AaKIi on X)です。
今回のテーマ:否定的な事象を肯定的な言葉へ変換するクセがついた
以前の私は、感情のままに否定的な言葉を口にしてしまうことがよくありました。
疲れて帰ってきたときに、子どもが騒いでいると
「うるさい!」
と強く言ってしまったり、妻に対しても
「どうしてまだ○○してないの?」
などと不満をぶつけることがありました。
今思い返すと、それは相手のことなんて何も考えず自分の感情をそのまま表に出していただけ。相手を思いやる余裕がなかったのだと思います。
結果として、妻や子どもの表情が曇ってしまい、家庭に不必要な緊張感を生んでいました。
気付き ― ネガティブな言葉の連鎖
ある日、きつい言葉を使っている息子を見たとき、“自分の姿と重なった”ことをはっきりと感じました。
その時「自分の言葉や態度が子どもたちに影響している」と強烈に実感しました。
子どもは親の思っている以上に親の言葉や態度をよく見ています。
私が否定的な言葉を使えば、子どもも同じように否定的な言葉を使う。
つまり、家庭の空気は親の言葉次第で大きく変わってしまうのだと気付いたのです。

実践 ― ネガティブをポジティブに変換する
それから私は、感情のまま出そうになる否定的な言葉を“一度立ち止まって”考えてみるようにしました。
「なぜ今この感情を持ったのか?」
「どうなっていてほしかったのか?」
と自分に問いかけるのです。
例えば、子どもが騒がしくしているときに「うるさい!」と言いたくなる気持ちはどこから来ているんだろう?・・・
「疲れているから静かに休みたい」という思いかな?
ならば
「パパちょっと休みたいから、少しだけ静かにしてくれると嬉しいな~」
と伝えてみる。
妻に「どうしてまだ〇〇やってないの?」と不満を言いたくなるんだろう?・・・
「帰ってきたときに、家が自分の思った状態になっていてほしい」
(なんて身勝手な!!!)
立ち止まって考えてみるまでは、自分がこんな身勝手な発想をしてしまっているとは夢にも思いませんでした、、、
やってくれていることを見つけて、
「いつも忙しいのに、やってくれてありがとう。」と伝えてみる。
立ち止まって少し考え、言葉を変換するだけで、状況は変わらなくても相手にも自分にも、与える印象はまったく変わります。
変化 ― 視野が広がるようになった
この習慣を続けていると、少しずつ自分の感情を客観的に見られるようになりました。
ネガティブな気持ちに直面しても、
「これは本当に悪いことなのか?」
「この状況の肯定的な側面はないか?」
と考えられるようになったのです。
その結果、視野が広がり、問題を冷静に受け止められるようになりました。
以前は「イライラする」か「怒る」しか選択肢がなかった場面でも、「感謝を伝える」「お願いの形で伝える」「笑って受け流す」など、複数の選択肢を持てるようになったのです。
影響 ― 家族と周囲への広がり
言葉が変わると、家庭の雰囲気は驚くほど穏やかで明るくなりました。
妻は、表立って何かを言うことはありませんが、明らかに笑顔が増え、この状況に満足している様子。
子どもたちも自然と「ありがとう」「大丈夫だよ」とポジティブな言葉を使うようになりました。
さらに驚いたのは、職場でも同じように言葉を変換できるようになったことです。部下や同僚に対しても、以前よりも柔らかく、前向きな伝え方ができるようになり、関係性が良くなったと感じます。
今では“否定的な言葉を肯定的な言葉に変換する”ことは、自分にとって自然なクセになっています。
ネガティブな言葉をそのまま表に出すのではなく、相手を尊重しながらポジティブに伝える。この小さな習慣の積み重ねが、家族の笑顔や職場の人間関係に大きな変化をもたらしました。
そのうえで、私自身も心が晴れやかで清々しい気持ちになることが増えています。これはwin-win以外の何ものでもありませんね(^^)
これからも「心で思ったことをそのまま出す」のではなく、「一度立ち止まって変換する」ことを実践していきたいと思います。
言葉は人をつくる。
だからこそ、肯定的な言葉を選び続ける自分でありたいです。
みなさんも、一度「なんで私は今イラッとしたんだろう?」と考えてみることをオススメします!

最後までご覧いただきありがとうございました!
本記事が読者様のよりよい人生への一助になれれば幸いです。
この記事を書いた人:AaKii
家族ファーストを実践し、夫婦関係・親子関係の改善に取り組む。
実体験をもとに、より良い家庭作りのヒントを発信。
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